霞露ヶ岳登山

谷口 泉子

 歴史ある六郷登山協会に入会して初めての登山が、令和4年4月の霞露ヶ岳登山でした。

 霞露ヶ岳は、岩手県山田町船越半島にそびえる標高514m、本州最東端で登山道が整備されている東北百名山の一つだそうです。登山歴の浅い私は、初めて聞く山で、出発前からワクワクしておりました。

 当日は、快晴で新緑の木々の中を気持ちよく登ることができました。歩く速さを考慮しながら先導してくれた皆さんのおかげと思います。そして、頂上での休憩の後、ゴールの海抜0mを目指した下りの区間は、太平洋を臨みながら歩ける絶景ルート。足元に注意しながら、春の光にキラキラと輝く太平洋の海原に感動しながら歩くことができました。

 協会の皆さんとの初めての登山は、達成感たっぷり思い出深い登山になりました。その後の協会主催の登山に参加することを楽しみにしていたのですが、家庭の事情などで参加できていません。でも、協会は活動が盛んで、山はいつもそこにあります。まだまだ長い人生、焦らずに進もうと思います。